「アニモ!」に込められた気持ち

韓国 仁川 / パク・ジョンファ

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街に行き交う人に過越祭の知らせを伝えている途中、しばらく立っていると誰かがこっそり近づいてくるのが感じられました。人の気配が私のそばで止まり、びくっと驚いて見つめると、ある方が「アニモ(Animo)!」と叫びながら手に持っていたビタミン飲料を差し出しました。

全く予想できなかった状況で「アニモ」?どこかで聞いたことが…と考えているうちにはっと気づきました。飲み物をくれた方はシオン近くのコンビニで働いている他の堂会の家族のようでした。すぐにお礼を言いました。力強い挨拶とビタミン飲料を用意してくれた手が、私には本当に大きな感動として伝わってきました。ふとこんな気がしました。私に近づいてくるまで、この家族はどれだけ悩んだだろうか?

「宣教する家族に何をあげたら力が出るだろう?」「負担にならないだろうか?」「いつあげようか?」「何と挨拶しようか?」

私を応援したい家族の気持ちがそのまま感じられ、ビタミンドリンクを飲まなくても元気が出ました。索漠とした世の中で温かい母の愛を伝える天の家族が一緒にいて本当に幸せです。