においを嗅げないと

1,703 回視聴

五感のうちの一つを諦めなければならないとすれば、失っても大丈夫だと思う感覚は何ですか?

米国ペンシルバニア大学で実施したアンケート調査によると、上記の質問で一位を占めた回答が「嗅覚」だったそうです。嗅覚は視覚や聴覚に押されて、人々にとって比較的軽視されている感覚です。しかし、嗅覚機能を失うと、幸福と健康に大きな支障をもたらします。

においを嗅ぐことができないと、食べる楽しみを完全に味わうことができません。舌を通して認知できる味は甘さ、塩味、苦味、酸味の4つに過ぎません。私たちが食べ物を食べる時に感じる多様な風味は、実は嗅覚で得られるものなのです。嗅覚が感知するにおいには、食欲をそそったり気分を良くするにおいもありますが、危険を知らせるにおいもあります。食べ物が腐敗したり、ガス漏れ、火災などが発生したときの臭いです。そのため、嗅覚を失うと見えない危険にさらされる可能性があります。一部では嗅覚が認知症、パーキンソン病、うつ病などと関連があるという研究結果が出たこともあります。

人には五感があり、五感を通じて世の中を生々しく認識します。そのおかげで、さまざまな幸せを経験し、危険から身を守りながら生きていきます。五つの感覚のうち、失っても大丈夫な感覚は「ない」が正解です。