母親へのケアが必要な科学的根拠

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まず初めに、母親には休息が必要だ。研究の結果、女性が一日に休息をとる時間は、男性よりも40分少ないことが判明した。

二つ目、子供のことで一生気を揉みながら暮らす。子どもたちがいくら努力しても、母親の我が子への心配はきりがない。既に成人した子供たちの暮らしについても、母親はこの世を去る瞬間まで安心することはない。

三つ目、生物学的に子は母親により近い。子は、遺伝子を父親と母親から半分ずつ受け継ぐが、母親の遺伝子のほうがより大きな影響を及ぼす。

四つ目、母親たちが手を貸してもらえる場所が少なくなっている。大家族時代には、祖父と祖母が育児と家事をバックアップしてくれたが、最近は核家族化により母親の負担が大きくなった。

五つ目、母親は非常に大きな苦痛を味わう。出産は、大変な苦痛を伴う。出産したというだけでも、死ぬまで足裏マッサージを受ける資格がある。痛みを伴う関節炎など、65歳以上の女性たちは、同年齢の男性よりも2.5倍も多くの疾病を経験する。

以上は、アメリカの科学専門サイト「Live Science」で紹介された、子どもたちが母親のケアをすべき科学的根拠です。これ以外にも、母親のケアをすべき理由は無数にあります。しかし、あれこれと理由を連ねなくとも、我が子に尊い命を与え愛情を注いできたという事実だけでも、母親というのはケアをしてもらって当然の存在ではないでしょうか。