相利共生

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互いに利益をやりとりする共生の様式、すなわち「相利共生」関係に置かれた自然の中の生物の中にキノコと木があります。キノコは木の根が届かないところにある鉱物質と水分などを木に供給し、木は葉緑素がなくて炭素同化作用ができないキノコに炭素と糖分を供給します。キノコと相利共生する木は、そうでない木より50%以上大きく育ち、キノコも木から炭素と糖分を得て、より健康に育つことができます。このようなキノコと木の共生関係は植物の生存はもちろん、さらに自然の砂漠化防止にも重要な役割を果たします。

このように生命を持つすべてのものは、一人では生きていけません。そのためか、共に生きる人々の姿が相利共生関係にしばしば比喩されたりもします。社会のあちこちでお互いの足りない点を相互補完し合い、共に発展していけば、世の中が温かい情と愛であふれるでしょう。