
「歴史を忘れた民族に未来はない」というテーマの講義を聞いた。我が国の辛い歴史を振り返ってみる講義の途中、ある人が「当時、国が力がなくて仕方がなかった」と話すと、講師は「それでは今も国が弱ければそのようなことが起きても良いのか?」と尋ねた。この言葉に同意する人は誰もいなかった。
かつて書かれた事柄は、すべてわたしたちを教え導くためのものです。それでわたしたちは、聖書から忍耐と慰めを学んで希望を持ち続けることができるのです。 ロマ15:4
聖書には神様の御言葉に従って祝福された人物と不従順によって滅びた人物に対する記録が多く出てくる。過ぎ去った時代のことが聖書に詳しく記録された理由は、私たちに過去の歴史を教訓に正しく、祝福された人生を生きなさいという意味が込められている。あれこれ言い訳をして、正しくない行いを自ら合理化していなかったか、自分を振り返ってみる。