2023年 8月 21日

​ASEZ、ツワネ市役所とMOU締結​

SDGs履行のための継続的な協力を約束

南アフリカ共和国

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8月21日、アセズ(ASEZ、神様の教会大学生奉仕団)が南アフリカ共和国ツワネ市役所と趣意書(MOU)を締結した。プレトリア(ツワネ)をはじめ、南アフリカ共和国各地で環境活動に力を入れているアセズを注意深く見守った市議会議員らが架け橋の役割を果たし、持続可能な開発目標(SDGs)達成のためのツワネ市役所とアセズ間のMOU締結が実現したのだ。

ツワネ市議会で開かれた締結式には、アセズ会員40人をはじめ、キングズリー・ウェイクリーン市長委員会委員とムセディ・ウンズワナナ市議会議長、ショーン・ウィルキンソン市会議員、リアン・デ・ジャガー市会議員、キャトレゴ・マカレング市会議員など約70人が出席した。

アセズ南アフリカ共和国の会員は、この5年間ケープタウンやヨハネスブルグ、ダーバン、プレトリアなどで環境浄化をはじめ、ABC(ASEZ Blue Carbon)運動、外来樹種除去活動など、さまざまなボランティア活動を続けてきた。2021年4月には4日間続いたテーブル山火災で建物11軒に被害を受けたケープタウン大学を訪問し図書館復旧作業に力を注いだ。セロト・マセトラ小学校では在学生を対象に犯罪予防のための人格教育を実施したりもした。

シリアス・ブリンク市長に代わってMOU締結式に参加したキングズリー・ウェイクリーン委員は激励の辞を通じて「皆さんは私たちの都市に実質的な変化を起こし、積極的な市民意識が何かを示してくれている。全世界の多くの国、団体と協力するアセズとツワネ市が手を結ぶことになって嬉しい」と話し、「SDGs達成のための協約書」に署名した。

同日、アセズ会員たちはプレゼンテーションでアセズ活動を紹介するなど、大学生たちのビジョンと力量を見せながら起立拍手を受けた。締結式に出席した市議会議員らは、地球村の環境を保護するため、全世界で率先して模範を示すアセズの活動を高く評価し、声を一つにして支持と応援を送った。ショーン・ウィルキンソン市議会議員は「今回のMOU締結がアセズの驚くべき環境活動に対する大衆の参加を導く契機になることを希望する」と話した。

アセズは地方自治体と協力してABC運動と2023世界調整マスターズ大会競技場浄化活動、青少年犯罪予防人格教育プログラムである「RCT School(犯罪のない学校)」等、南アフリカ共和国全域で活発な歩みを継続する予定だ。