19世紀に発明され、産業全般で有用に使われるプラスチック。問題はプラスチックが人間の生活を便利にする一方、自然に深く浸透し生態系に悪影響を及ぼすということだ。世界で最も高いエベレストの頂上でも、最も深いマリアナ海溝でもプラスチックゴミが発見されるほど、今日の人類と地球は深刻なプラスチック汚染問題に直面した。
アセズワオ(ASEZ WAO、神様の教会社会人青年奉仕団)は「2040プラスチックフリー」キャンペーンを通じてプラスチック汚染終息のための意識増進と実践に努めている。世界環境の日(6月5日)を控えた5月25日には済州市三多公園でバスキングを行い、市民の環境意識を呼び覚まし、プラスチック生産・使用の終息を歌った。ック生産・使用の終息を歌った。
バスキングは、街などの公共の場所で行われる公演を意味する。アセズワオのこの日のバスキングは午後4時頃始まった。公演開始に先立ち舞台に上がったアセズワオのキム・ヨンガプ代表は「アセズワオが人類と地球に向けた希望のメッセージを込めて環境の歌を作った」と紹介し「音楽を通じて環境問題に関心と共感を引き出し環境保護実践を誓う意味のある時間になればと思う」と希望を宣べた。青年たちの歩みを激励するために現場を訪れた各界の人々も応援を送った。済州島議会イ・サンボン議長は「今日バスキングを通じてプラスチック汚染を減らす実践がより一層拡散することを期待する」と声援した。
涼しい風と暖かい春の日差しの中で行われたバスキングはまるで小さな祭りのようだった。アセスワオ活動家たちはアセズワオ活動のプロジェクト名から取った「Green Workplace」、「Blue Ocean」等、多彩な雰囲気の環境の歌と溌剌としたパフォーマンスを披露した。日常で実践できる環境保護の方法と、地球を考える心を溶かし込んだ歌詞が市民の足を引いた。ベビーカーを引いてきた家族、ペットと散歩していた高齢者、運動器具で体をほぐしていた学生など、老若男女を問わず多くの市民と観光客が集まって一緒に舞台を鑑賞した。
公演の途中には、アジア気候変動教育センターチョン・デヨンセンター長とアセズ・ワオの活動家たちがマイクを握って市民と疎通したりもした。チョン・デヨンセンター長は気候危機に対応する市民の役割について助言し、活動家たちはアセズワオの「2040プラスチックフリー」キャンペーンを説明し参加を誘導した。
キム・ヨンスさん(57、済州市蓮洞)は「釣りをしに海辺に行くとゴミをむやみに捨てる人をたくさん見るが、青年たちが立ち上がってこのように積極的に環境の大切さを教えてくれるのでありがたい」と話した。済州島議会チョン・ミング環境都市委員長は「歌が持つ文化芸術の力で環境の重要性を認識させる意味ある試みだ」と言い「地球と未来世代のための活動を今後も継続してくれることを願う」とアセズワオを激励した。
バスキングを控え、現場では済州の会員たちが第6回ASEZ WAO街頭キャンペーンを行った。済州だけでなく、ソウル永登浦区の堂山公園と釜山水営区広安里海水浴場でも、地域の会員たちが街頭キャンペーンを行った。プラスチック汚染の深刻性を知らせるパネル展示と老若男女が楽しめる体験活動を用意し、有益さを加えた。アセズワオの活動家たちのパネル説明に耳を傾けた市民たちは、プラスチック釣りゲーム、ダーツゲームなどに参加し、新しい環境知識を得てプラスチック使用を減らそうというメッセージに共感した。
ソウルと釜山ではそれぞれ古着のフリーマーケット、海辺のプラスチックを拾う活動も同時に行い、炭素削減はもちろん環境浄化効果を上げた。カン・ソンテ釜山市水営区庁長は「私たちにできることはプラスチックの使用を減らしながら、捨てられたプラスチックを回収することだ。国際的な流れに歩調を合わせ、韓国の海辺で有意義な活動をしてくれて感謝している」と話した。家族と一緒にパネルの説明を聞いた観光客のパン・ジンソンさん(マレーシア)は、「韓国に来たのも、プラスチック終息に関するキャンペーンに接したのも初めてだ。海の生物がマイクロプラスチックを食べれば結局私たちの健康と生命にも影響を及ぼすという事実が印象深かったし、ビニール袋を何気なく使っていたこと考え直すようになった」という感想を伝えた。