軽音楽で製作された新しい歌が好きです。聖歌隊の賛美の時間にもオーケストラの演奏に耳を傾けますが、聞けば聞くほど多くの楽器が調和して作り出す旋律が本当に美しいです。
ある日、弦楽器と管楽器の聞き慣れた音の間から聞き慣れない音が聞こえました。楽器はもちろん、聖歌隊の声まで支える低く重い音に耳を傾け、音の根源を探しました。私の耳を虜にした楽器はダブルベースでした。オーケストラに使われる弦楽器の中で、大きさが最も大きく、最も低い音域を持つ楽器で、音が低く流れる上、演奏の際に音量が大きくなく、これまでその価値を知りませんでした。その後、ダブルベースの音に集中して音楽を聴くと、新しい歌がより雄大で深みがあるように感じました。
ふと、見えないところで福音完成のために犠牲となって努力するシオンの家族たちが思い浮かびました。はっきりとした大きな音ではなくても、低く深い響きですべての楽器の音を抱くダブルベースのように、謙遜な姿勢で福音に献身し、愛で連合する家族がいるので、今日も美しい福音のハーモニーが響き渡るのでしょう。