
上の子が過ちを犯した弟にこう言い聞かせていた。
「お前はいいことをしなければならない。そうしないと、お父さんはお前を愛してくれないよ」
これを聞いた父親は、2人の子供を呼んで頭をなでながら言った。
「そんなことはないよ」
「でも、私たちが悪いことをしたら、私たちを愛してくれないんじゃないの?」
子供は理解できないように尋ねた。
「いや、いいことをしても悪いことをしても、お父さんは君たちをいつも愛しているんだ。でも、その愛には違いがあるだろう。お前が良いことをしたら、とても楽しい気持ちで愛するだろうし、もし悪いことをしたら、愛しているけど心が痛むだろう」