地上ではよそ者であり、仮住まいの者である

フィリピン・ラスピニャス / ジョン・ウンソ

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フィリピンに来てから数年が経ちました。神様の恵みとシオンの家族の愛の中で私が外国人だということも忘れるほど無事に住み慣れ、自然に感謝が出てきます。しかし、時には私の気持ちを家族に完全に伝えられず、残念な時があります。特に英語が苦手な家族には簡単な現地語を混ぜて話したり、明るい笑顔とオーバーな身振りで愛と関心を伝えようと努力します。

職場の仕事を終えてシオンに来る家族にどんな慰めを与えようか、信仰の成長が必要な家族に天の父と母の愛をどのように伝えることができるのかを悩みながら辞書を引き、翻訳機を使って勉強してみても、いざ話を切り出すと思うようにうまくいかなくて残念な時がありました。

この人たちは皆、信仰を抱いて死にました。約束されたものを手に入れませんでしたが、はるかにそれを見て喜びの声をあげ、自分たちが地上ではよそ者であり、仮住まいの者であることを公に言い表したのです。 ヘブ11:13

神様は地上ではよそ者であり、仮住まいの者として生きていく子供たちを救うために御自らこの地に来られました。天の言語と文化、すべてを忘却したまま、この地がすべてであるかのように生きていく人生に、美しく栄華な天の国が故郷であることを教え、再び帰ることができる方法も教えてくださいました。私たちがよく理解できなくても、遅くても悟るまでずっと忍耐しておられました。

言語と文化の違いは、神様の肉と血で一つになった天の家族の愛の前では、何の障害にもなりません。言葉が通じなくても結局、心が通じお互いを理解するようになりますから。

神様が教えてくださった天の言語と文化を熱心に身につけようと思います。永遠の天国で自由に疎通し、幸せを享受するその日を思い。