暖かくなる方法

4,087 回視聴

夏場の天気予報に不快指数があれば、冬には体感温度があります。体感温度は肌で感じる温度のことですが、湿度、日射量などにも関係がありますが、風の影響を最も大きく受けます。おおよそ風速1m/sで体感温度が1~1.5℃下がるので、気温が0℃の時に風が10m/sで吹くと体感温度は氷点下15℃まで下がります。

体感温度を高めるためには服を暖かく着てマフラー、帽子、手袋などで肌が露出しないようにしなければなりません。もう一つの方法は「幸せだった記憶」を思い浮かべることです。英国サウサンプトン大学の心理学科研究チームは64人の実験対象者を2つのグループに分けた後、温度が同じように低い部屋に入れました。そして、Aグループには平凡だった日常を、Bグループには楽しくて幸せだった記憶を思い出させたところ、Bグループの人々の体感温度がさらに高く出たと明らかにしました。また、氷水に手を入れて長く耐えた方もBグループだったそうです。

先日、某企業でアンケート調査を行ったところ、韓国人の「心の温度」が平均氷点下14度だと発表しましたが、現実は厳しくても楽しく幸せな考えをすれば体感温度だけでなく凍りついた心の温度まで高められるのではないでしょうか?

「愛されているという感じ、幸せな記憶は体感温度を高め、寒さに耐える忍耐力を持たせてくれる 」 イギリス・サウザンプトン大学/ティム・ワイルドスーツ博士