ハイブリッド イメージ

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近くから見るとアインシュタインの写真ですが、遠くから見るとマリリン・モンローに見える写真があります。これは構図と明暗が似ている二つの写真を、一つはイメージをはっきりさせ、もう一つはイメージを曇らせて合成し、距離によって写真が違って見える「ハイブリッドイメージ」で作られたものです。

ハイブリッドイメージ写真は錯視現象を利用したもので、遠くから見るとぼやけたイメージが写真の全てのように見えますが、近い距離で見るとまた別の鮮明なイメージを発見するようになります。また、見る人の視力によっても違いがあり、高度近視を判別する資料としても使われます。

ところが、人にもこんなハイブリッドイメージがあるようです。ある人と距離を置いて過ごす時には知らなかった姿を、だんだん距離を近づけていきながら一つ二つ発見し、その人の本当の姿を知ることもあるからです。そして、眺める視線と角度によっても相手が違って見えることからみて、相手を下手に判断せずに慎重に美しく見ようとする視線が必要だと思います。