小学校2年生の時、妹と一緒に写真を撮った。私はカメラマンが教えてくれた通り、バイオリンを手に合わせて握りながらポーズを取った。白いドレスとヘアピンが気に入って写真にきれいに写したかった。最善を尽くして笑いながらシャッターの音に耳を傾けていたが、カメラマンは何度かシャッターを押してから「もっと笑って」と言い続けた。
私はそれなりに笑ったつもりだったが、ここでこれ以上笑うと写真に変に写りそうで、これ以上明るく笑わなかった。写真が出てきてびっくりした。かわいく笑っているべき私は姿を消し、無表情よりもっと憂鬱な表情で立っていたからだ。大学生になった今も壁にかかった写真を見るたびに「もう少し笑えばよかった」と後悔する。
これからの福音の道で撮られる写真では後悔が残らなければいい。そのために私が無条件に正しいという考えは捨て、愛と愛情が込められたアドバイスを謙虚に受け入れる謙虚な心で信仰の道を歩いていくだろう。天国で繰り広げた写真集で、星のようにきれいに輝く姿だけ撮られていることを願って。