恋しさ

韓国 大邱 / パク・ジンミ

1,468 回視聴

子供たちが他の地域に住んでいて、数ヵ月に一度ずつ顔を見ます。子供たちは学校を卒業して遠いところに就職し、分家して月に一度は家に帰ると約束しました。しかし、現実は違いました。月に一度どころか、数ヵ月ぶりに顔を見ても、家でご飯を一食食べて急いで立ち上がるのに忙しかったのです。

久しぶりに子供たちが家に来た日、嬉しいだろうと思っていたのに、なぜか心の片隅ががらんとしました。また別れなければならないと思うと、向かい合って座って一緒にご飯を食べているのに恋しい思いがしたからです。

「目の前にいても恋しいなんて…」

海外の家族を見守られる天の母のまなざしが浮かびました。

残念で、切なく、見ていても恋しさがほろほろとこぼれ落ちるようだったまなざし。久しぶりの再会なのに、また別れなければならないので、どれほど胸が痛んだことでしょうか。

家を出る子供たちに車に気をつけて健康にも気をつけるようにと言いました。元気に過ごすから心配しないで、お母さんも健康に気をつけてという子どもたちの言葉に、私も心の中で天の母に誓いました。私もへこたれずに天国の道を最後まで天の母と共に歩むと。