豊かな心

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ある人が貧しい友人の家を訪れた。古い家は隙間風が激しく春風にも家の中は寒かった。部屋の中の小さな冷蔵庫には牛乳しかなかった。貧しい友人は自分の家を訪れた友人のために牛乳を温めてもてなしてくれた。その時、誰かがドアをノックした。

「おなかがすいているので、何か食べ物をください」

「こんな家に来て何をもらえるというのか。二度と私の友達の家には来ないでくれ」

彼はドアも開けずに叫んだ。すると家主の友人が急いで立ち上がり、ドアを開けて自分が飲もうとした牛乳を渡した。物乞いは牛乳を飲んで席を立った。

「君は私の幸せを奪おうとしているね。与えることができるということがどれほど嬉しいことか知っているのかい。本当に豊かなことは、分け与える時に感じる幸せな気持ちだということを」