眠っている瞬間にも

メキシコ第2プエブラ / チャン・ドンゴン

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夜明けにお腹が痛くてトイレに行った。長い間トイレに座っていると、母親の声が聞こえた。

「大丈夫かい?」

びっくりした。皆が眠っている明け方の時間であり、誰かが目を覚ますほど大きな音もしなかったのに、母親はどうやって私がトイレに長時間いたことが分かったのだろうか。眠っている瞬間さえも、すべての神経と関心が私にあるということが感じられ、心がジーンとした。

天の母も眠ることも休まれることも忘れられたまま、私たちの魂の面倒を見てくださる。誰もが安らかに休む時間である眠る瞬間さえ、全神経と関心を子供に注ぐために眠ることができない天の母。天国では、天の母が安らかに休めるように親孝行する息子になりたい。