私の羊は私の声を聞き分ける

韓国 城南 / パク・ユンヒ

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通っていた美容院の院長が真理を受け入れました。院長は初めて母なる神様について聞き「この場所で10年間美容室を運営してきたが、母なる神様は聞いたことがない」と驚きを隠せませんでした。まだ真理を一度も聞いていない魂がいるなんて、私の方がもっと驚きました。

院長の家族は毎週日曜日になるとソウルの大きな教会に集まっていたのですが、教会の世襲など不正が深刻で各自、家の近くの教会に通っていたそうです。院長は神様の教えと程遠い牧会者の姿に失望し再び教会を移りましたが、そこもやはり変わりなく説教を聞きながら「あの御言葉が本当に神様の御言葉なのか」という疑問さえ感じたそうです。それに聖書中心というよりは親睦を深めるために集まるという感じが強く、心が遠くなったところに美容室を訪れた私たちに会ったのでした。

私たちが訪れるたびに明るく笑って迎えてくれた院長は安息日、過越祭など真理の御言葉をよく悟りました。院長は「50年間聖書を10回も読んだが、今初めて聖書を見るようだ」と目を大きく開きました。以前、ローマへ旅行に行って、オベリスクや教会のさまざまな形が太陽から由来したと聞いた記憶を思い出し、その時はなぜ疑問を持たなかったのか不思議だと首をかしげたりもしました。

私たちは大胆に聖霊時代の救い主として来られた天の父と母を伝えました。聖書を通じて神様が人類を救うために人の姿で来られるという預言を確認した院長は、心の扉が大きく開かれ、新しい命の祝福を受けました。

親孝行な院長は母親と一緒に暮らしていましたが、天の父と母の愛にも大きく感動しました。大変な時代に来られて真理を取り戻してくださった神様に感謝し目頭を赤くする姿は、間違いなく天の子でした。

霊の姉妹になる前から、院長は教会に通うとしても美容室で宗教色を出すのは難しいと事前に心配していました。ところが礼拝の価値を知った後は、礼拝の日に店を早く閉めて掟を守るだけでなく、御言葉まで伝えました。たまたま出てきた話の末に、お客さんが安息日は旧約の律法なので守る必要がないと言うと、イエス様が模範を見せられた新しい契約の安息日を守らなければならないという事実を一つ一つ説明したのです。また、まだ真理を迎えていない家族に知らせるために、まず本人がよく知らなければならないと言って、朝早く時間を作って御言葉を調べています。

神様の御言葉が蜜より甘くて、徹夜してでもよく調べたいという言葉を聞く時には、姉妹のように霊的に彷徨いながら命の水の御言葉を渇望する魂がまだどれほど多いだろうかという気がします。その子供たちが皆シオンに戻ってくることを願われる母の切実な祈りが今も続いているでしょう。さらに勇気を出して神様の御声を力強く伝え、失われた天の家族全員を捜して父と母に喜びを抱かせたいです。