スウェーデンの王になったフランスの将軍

4,049 回視聴
本文を読む 1:48

1806年11月、フランスの将軍ベルナドットは軍隊を率いてプロイセン王国1のリューベックを占領しました。当時、リューベックにはプロイセンの同盟国であるスウェーデン兵士も1800人余りいました。彼らはすでに別の戦闘に参加し、退却して故郷に帰るのを待っているところでした。これを憐れに思ったベルナドットは彼らを礼遇して家に無事に帰しました。

1.プロイセン王国:16-20世紀ヨーロッパに存在した国。ドイツの前身。

4年後、ベルナドットはスウェーデン王室から思いがけない提案を受けました。王位を継承する皇太子になってほしいということでした。当時スウェーデンの王は老衰した上、後継者がおらず、情勢が不安定な状況でした。その時、リューベックの戦いでベルナドットの好意を受けた司令官が彼を皇太子に推薦したのです。ベルナドットはスウェーデンの捕虜を無報酬で解放したことでスウェーデン国民の好感を得ていました。さらに、フランス皇帝ナポレオンの側近だったので、周辺国を牽制するにも良い人物でした。

1818年、ベルナドットはスウェーデン国王の座に就きました。君主として情勢を安定させ、国力を強化して後代に名を馳せた彼の功績は、異邦人に施した寛容さがあったからこそ可能でした。

スウェーデンの王になったフランスの将軍

1:48
0:00 1:48

再生速度

1x

AIによって生成された音声です。一部の違いがある場合がございます。