アセズ・ワオ(ASEZ WAO、神様の教会世界福音宣教協会社会人青年奉仕団)がアジア気候変化教育センター(以下気候教育センター)と趣意書(MOU)を締結し、持続可能発展目標(SDGs)達成のために協力することを約束した。気候危機に対応するグローバルリーダーを養成するために2007年に設立された気候教育センターは環境部・済州特別自治道が共同運営する教育機関である。
7月16日、アセズワオ会員と気候教育センター関係者など約50人が参加した中で、済州島神様の教会で協約式が行われた。この席でキム・ヨンガプアセズワオ代表とチョン・デヨン気候教育センター長が「SDGs達成のための協約書」に署名した。協約書は人類と地球の共存、現世代と未来世代の共存のために教育支援・気候変化対応・プラスチック削減・陸上生態系保護・海洋生態系保護など8つの項目を履行するのにアセズ・ワオと気候教育センターが協力することを骨子とする。双方は、気候教育センターが位置している済州道の環境関連の年次ボランティア活動も一緒に主管することで協議した。
キム・ヨンガプ代表は、気候教育センターと手を組んで、グローバル環境リーダーを養成し、アセズ・ワオの気候変動対応活動をさらに体系的かつ広範囲に繰り広げていくという意志を明らかにした。チョン・デヨンセンター長もまた「地球を生かす共同目標のために一緒に仕事ができて嬉しい」と言い、今後の活動に対する期待感を示した。
一方、この日済州島地域のアセズワオ会員たちは済州市の泗水港を訪れ、海辺浄化活動を展開した。住宅街と海岸道路が接したこの地域で、会員たちは雨が降る悪天候にもかかわらず、2キロ区間をきれいに掃除した。イ・ジェヒョン(高校教師)会員は「ゴミが捨てられた海岸を浄化して胸がいっぱいだ。全世界がこのような活動を共にすれば、きっと環境問題を改善できるだろう」と述べた。
国内外5万人余りの会員が活動するアセズワオと気候危機関連専門教育機関であるアジア気候変化教育センターの連帯は、実践力を備えた青年共同体と知識の揺籃の結合という側面で多様なシナジー効果を呼び起こすものと関心が集まっている。