海女

韓国 仁川 / キム・ソヨン

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家族と共に済州島を旅行した。青い海、澄んだ空、そよそよと吹いてくる海風に気分が良くなった。青黒い海を眺めていると、海の上にオレンジ色のボールがぷかぷか浮かんでいるのを発見した。海女たちが海に潜る時に体を浮かせる器具だった。泳げない私としては、深くて広い海に潜る海女たちがただただ不思議だった。

次の日程である水族館で海女の話を詳しく聞くことができた。海女とは、酸素ボンベの助けなしに潜水服やゴーグル、フィンのような簡単な道具だけを着用し、海の中に入ってナマコ、アワビ、ワカメなどを取ることを職業とする女性のこと。深くは水深15メートルまで下がって海産物を採取するが、バスケットボールが潰れるほどの圧力がかかるという。海女たちはどんな気持ちで海に潜るのだろうか。

海女は普通誰かの母親だ。荒波をかき分けて静かな海の下で孤独にアワビ一つ、ウニ一つを捜し出す海女たちは、誰かの母親、誰かの妻として肺が歪むような水圧に耐えながら海の中を潜るのだ。

海女たちの話を聞きながら、天の母のことを思った。世の中という荒波をかき分けて深い寂しさに耐えられながら子供たちのために休まず苦労される天の母。苦痛の中でも子供たちを探してさまよわれ、どれほどつらく寂しい思いをされただろうか。果てしない愛で子供のために犠牲になられる天の母に感謝を申し上げる。

これまであらゆる言い訳で天の母の歩みに知らないふりをしてきた過去の私を振り返り、これからは成長した子供として天の母の道を共に歩むと誓った。激しい波をお一人で抱え込まれないように、お一人で深い水深の寂しさの中にいらっしゃらないように。

海女

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