ニューヨークタイムズが後世に影響を及ぼした「年代順・医学技術の道しるべ」を選定した。13世紀中頃から現代まで約1000年にわたり、生理・医学分野で医学技術として用いられ、直接人類を生かす上で大きな影響を与えた発明品を時代順にまとめたものだ。
その中には、アメリカの著名な政治家かつ科学者であったベンジャミン・フランクリンの発明品もある。フランクリンは尿路結石に苦しむ弟のために、小さな金属をつなげて曲がる管を作り、尿道の代わりに使えるようにした。史上初の尿道用カテーテルであった。現在のカテーテルは、人体内のすべての管の代わりができる水準まで発展した。弟の苦痛を和らげようとしたフランクリンの心が多くの患者を助けたのだ。
医師を象徴する代表的な医療器具とも言えるものに、聴診器がある。医師たちは本来、患者の体に直接耳をつけて、肺や心臓の音を聞きながら診察した。しかし、音がよく聞こえなかったり、プライバシーに関する問題があった。医師ルネ・ラエンネックは、どのようにすれば患者の心臓音を正確に聞いて診察できるか悩んでいた時、子供たちが長い木の棒を互いに耳に当てて信号を送っている姿からインスピレーションを得て、中空の木製の円筒で最初の聴診器を誕生させた。
神様が立ててくださった新しい契約もまた、人類に命を与えようとなさる神様の念願と愛の結晶である。その何ものとも比べようのない愛で人類に関心を注がれ、死のくびきから脱することができるよう、命の真理をお許しくださったのだ。そのおかげで、私たちが全く夢見ることも抱くこともできなかった、天国の希望と永遠の命の祝福を得られるようになったのだ。今これからは、私たちが他人の救いに関心を持ち、愛をもって新しい契約を伝えてあげる番である。