鉛筆を削っていると

韓国 龍仁 / シム・ウンヘ

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久しぶりにナイフで直接鉛筆を削った。カリカリと鉛筆を削る音がとても心地よかった。子供の頃、母がよく鉛筆を削ってくれた。私はでこぼこした木を全部削り、鉛筆の芯も折ってしまうことが多かったが、母が削った鉛筆はとても整っていて、美しくさえあった。当時、小学校に入学したばかりの私にとって、手作業なら何でも上手にこなす母親は不思議で、すごく魅力的に見えた。世の理を極めた博士のようだったからだ。

時間が経つにつれて、私は母よりも知っていることが増え、できることも増えた。しかし、この考えは母の人生を断片的に見ていた私の傲慢さだったことに、後になって気づいた。母の人生はまるで鉛筆のようだ。自分の体を削って紙の上に文字を書き、次第に体が短くなってしまうように、良いものだけを与えるために努力する母の人生は、自己を削り取る苦難の連続だった。その苦労を子どもたちが理解してくれなくても、母は全く気にしなかった。だからなのか、たまに鉛筆を削るときに、私のために丁寧に削ってくれた母の姿が思い出され、無意識に胸が熱くなった。

天の母の心を静かに思い巡らす。私たちを限りなく愛してくださる母の心を何に例えられるだろうか?今この瞬間も、ただ子供たちのために愛を注いでくださる天の母に感謝し、その恵みを鉛筆でしっかりと書き留めて心に刻む。

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