霊的死刑囚

韓国 清州 / チェ・ヒョンスン

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死刑囚に関する記事を読みました。死刑判決は出たものの刑を執行せず、長く服役中の死刑囚を他の刑務所に移監するという内容でした。名前だけ聞いても知っている凶悪犯たちがまだ生きているという事実に鳥肌が立ちました。コメント欄には、無駄に税金を浪費しているという非難の書き込みが殺到し、刑を早く執行せよという意見まで付いていました。私も同じ意見なのでうなずいて、ふとはっとしました。

「私は霊的死刑囚なのに、⋯。私が死刑囚の立場と何が違うのか?」

人々は死刑囚を憐れに思いません。さまざまな理由を挙げて反論しても、彼らの立場を擁護したり、憐れな目で見たりなどしません。むしろ罪の代償を払えと非難するだけです。それだけ彼らの罪が重いからです。

霊的には私も彼らと変わらない死刑囚です。天で犯した罪の代価として死を免れなくなったからです。それでも自分の罪は忘れて義人のように他人を罪に定めようとし、他人より苦労せず贅沢したいと望みました。本当に非難されて当然の姿でした。しかし、皆が私を死刑判決に出したとしても、最後まで私の側に立って弁護してくださる方がいらっしゃいます。それは天の父と母です。

子供という理由一つで許されない死に値する罪を許されたのですから、どうやって再び罪を犯すことができるでしょうか。私の罪を洗ってくださった神様の宝血が無駄にならないように、罪の習性は全て捨て、完全な悔い改めに至ります。