2024年度 IWBA入学式

世界を変えるひとり、IWBA

大韓民国

2024年 6月 9日 13,233 回視聴

時間の効率性を極大化しようと奮闘する「分秒社会」で職場生活と信仰生活を充実させていく社会人青年聖徒たちを応援し、社会に第一歩を踏み出すIWBA(International Worker Bible Academy、国際社会人青年聖書アカデミー)新入生を歓迎する行事が開かれた。6月9日、沃川ゴー&カム研修院で開催された2024学年度IWBA入学式だ。一年間の社会人青年教育の開始を知らせるこの行事に、全国の社会人青年と大学および高校卒業予定者をはじめ、牧師、青年・学生部指導教師、訪韓中の海外聖徒など1万人余りが参加した。IWBAやアセズワオ(ASEZ WAO、神様の教会社会人青年奉仕団)、海外文化体験団など、さまざまな活動を紹介する付帯行事も開かれ、盛況を博した。

一部の開会礼拝で、母は若さの覇気と情熱で職場内外で力量を注ぐ青年たちに拍手を送り、惜しみなく応援された。経験と知恵が熟す青年期は、学んだことを実践する時期であることを悟らせられた母は、「働く者に能力を与えてくださるので、ダビデの勇気とペトロの忠実さなど、預言者の徳目を備えるものの、何より父の手本に従って真理の光で世の中を先導しよう。不確実な未来によって恐れる多くの魂を神様に導く大きな預言者になりなさい。」と励まされた(黙3:9-11、一ペト5:7-9、使60:1-4、14)。

総会長金湊哲牧師は「神様が助けてくださるので、私たちに失敗はないことを信じて、何のために生きるべきか神様の内で熟慮し、責任感を持って未来を準備しよう。正しい目標を立てて勇気を持って挑戦すれば、ビジョンを成し遂げることができるだろう。」と力づけた(イザ43:1-7)。

続いた二部の授賞式では、2023学年度のIWBA成績優秀者とアセズ・ワオ奉仕優秀教会など5つの部門で授賞が行われ、国内の受賞者たちが表彰台に上がった。米国、ペルー、マレーシア、南アフリカ共和国、ニュージーランドなど海外の教会でも受賞者を多数輩出し、計個人52人、10教会が受賞の栄誉を抱いた。

三部の入学式は2023学年度のIWBA決算とWM(職場宣教会)活動の優秀事例発表などで満たされた。職場で引き受けた役割を果たす中で、善良な行いで周辺に神様の愛を伝え、アセズ・ワオ奉仕活動で世の中を明るくしていくIWBA在学生たちの活躍ぶりが注目を集めた。休暇を利用して海外各国に飛んでいき、世界の人々と交流しながら見聞を広げ、社会人・信仰者としてさらに一段階成長した彼らの企画映像も参加者の情熱を高めた。母はこのような青年たちの歩みを「新使徒言行録」だと褒め称えられ「今後も信仰を持って聖書の教えを実践し神様を喜ばせよう」と繰り返し祝福された。

ダニエラ・ミリチオイウ(米国NYニューウィンザー、軍人)姉妹は「ドイツに発令を控えているが、新しく会う同僚たちにどうすれば母の愛を伝えられるか多くの霊感と大きな勇気を得た」と喜んだ。看護師として就職する予定だというシン・イェリム(聞慶)姉妹は「交代勤務など業務強度が高いことを考えると心配だが、先にその道を行ったIWBAの先輩たちがいるので力が湧く。職場で神様の愛を熱心に実践し福音の良い結実を残したい」と誓った。ソ・ホヨン(保寧、サービス業)兄弟は「母の教訓を土台にしたIWBA教育は職場生活の良い手引きだ。学んだ内容を実践したら職場の雰囲気もはるかに良くなった」と言って、「同僚たちにも信仰の喜びと天国の希望を伝える」と話した。

教会と職場の内外で学びを実践し、自分だけでなく周辺に肯定的な変化を導く職場の預言者になると誓った参加者たちは、世界を背景に書き下ろす新使徒言行録の第2章に向かって足を踏み出した。