第2回学生新しい歌フェスティバル

合唱の中で輝いた学生たちの連合

韓国

2025年 1月 12日 10,733 回視聴

♬心の中に憎しみがあるなら永遠の天国を考えよう/ガラスの海波がさざなむあの場所を描いてみよう♪

美しい新しい歌の歌詞が生徒たちの清らかなハーモニーに乗せられて響き渡った。1月12日、新しいエルサレム板橋神殿で「第2回学生新しい歌フェスティバル」に参加した学生たちがわくわくする気持ちで舞台に上がり技量を誇った。フェスティバルの1ヵ月前から練習を繰り返した努力が光を放った瞬間だった。

昨年に続き2回目に開かれた今回のフェスティバルもやはり、参加した学生たちの熱気が熱かった。12月初め、全国の教会で行われたオーディションには、合唱大会参加経験のある学生はもちろん、昨年、観客としてフェスティバルに参加した学生まで多数が志願した。オーディションを経て連合会別に構成された合唱団は計10チーム。合唱団員に最終選抜された学生たちは各連合会代表教会に毎週集まって熱心に練習した。

行事当日、現場には期待に膨らんだ全国10ヶ連合会合唱団員と首都圏・江原圏・釜山圏学生、保護者、指導教師など約2900人が席を占めた。各連合会代表教会でも約3100人が生中継で視聴し、一緒に行事を楽しんだ。

12時30分頃、司会者がフェスティバルの開始を知らせると、学生たちの歓声が場内を埋め尽くした。行事の幕を開いたブラスアンサンブルは映画<サウンド・オブ・ミュージック>のOST「ドレミソング」、クラシック組曲など明るく軽快な演奏で雰囲気を盛り上げた。アンサンブル公演後、連合会別の学生合唱団が順に舞台に立った。各合唱団は「非常に晴れ」、「星明かりハーモニー」等、学生たちが直接作った才気はつらつとしたチーム名にふさわしく明るく澄んだ声で合唱を披露した。

団員たちが入場するたびに客席からは力強い拍手が沸き起こった。舞台の上のスクリーンでは、これまでの練習過程と青年の先輩たちの応援を盛り込んだ映像が上映された。やや緊張した表情だった団員たちは、応援のおかげで満面の笑みを浮かべながら、心を込めて合唱に臨んだ。自分が引き受けたパートに最善を尽くしながらも、隣の人の声に耳を傾け、しっかりとしたハーモニーを作り出した。「こんなに美しい日」、「全地よ、喜びなさい」等、歌が終わる度に観客はきらめく応援棒とポスターを振りながら拍手喝采を送った。同日の行事は、学生たちを励ます重唱団の公演で終わった。

先輩の招待で来たというキム・ガラム君(平沢)は、「大勢の人の前で歌う友達の姿を見て、私も何でもできるんだという勇気を得た。友達にいい経験をしたと自慢したい」と感想を述べた。息子が舞台に立ったという父兄のイ・ヘヨン執事は、「息子が新しい歌フェスティバルに参加したことで、すべてのことに意欲が生まれ、笑顔も多くなった。子供たちが学校で大変だった部分をヒーリングし、新学期をよく準備する契機になるようで、また開かれたらいいなと思う」と伝えた。

1ヵ月あまりの練習期間は、コミュニケーションの方法や配慮の価値を学ぶ場だったと参加者らは口をそろえた。「シャイニングスター」合唱団のチェ・ソルミン(清州)さんは、「最初は自分だけうまくやればいいと思っていたが、練習を続けているうちに、他の人の声を聞いて、それに合わせることが重要だった。合唱を通じて謙遜を学んだ」と明るく笑った。「星明かりハーモニー」合唱団のバライラ(大邱)さんは「団員たちが先に近づいて声をかけてくれ、難しいことはないか聞いてくれて気楽に参加することができた。私も後で先輩になったら、友達や後輩に温かく先にアプローチする」と話した。指揮を執ったパク・ジョンウォン(仁川)執事は、「最初は自分の声を出すのが忙しかった学生たちがお互いに心を合わせ、次第にハーモニーを醸し出した。その過程を通じて配慮し和合する姿に変わった」と喜んだ。

神様の教会は、学生たちが学校の外でも人格、利他心を育て、正しい社会構成員として成長できるように、学生キャンプ、アセズスターボランティア活動、人格特別講座など多様な学期休みのプログラムを運営している。12月には学校内外で奉仕に努力してきた城南所在高等学校所属のアセズスターサークルがKBS社会奉仕大賞青少年部門で受賞の栄誉を抱いたりもした。

合唱で連合の楽しさを存分に享受した学生たちは、以前より一層深まった友情の中で、新年をより意味深く特別に過ごすことを願い、各党会に戻った。