
神様から二回目の十戒を受けて、シナイ山から降りてきたモーセがイスラエルの民の前で十戒を保管する幕屋を作ることに関する神様の御心を知らせる。
「心動かされ、進んで心からする者は皆、臨在の幕屋の仕事とすべての作業、および祭司の祭服などに用いるために、主への献納物を携えて来なさい」
過去の偶像崇拝の罪を許された神様の恵みに感謝する気持ちで、毎日献納物を溢れるように持ってきて喜んで奉献するイスラエルの民たち。ベツァルエルとオホリアブなど神様に知恵と英知を受けて幕屋を建てるための色々な巧な仕事を引き受けた者たちが、していた仕事を停止してモーセのところに来て告げる。
「民が献げ物をあまりにも多く持ってくるので、神様が命じられた仕事をするのに有り余るほどです」
モーセが再び命令を下す。
「もう誰も聖所にささげる献げ物を持ってこなくてもよい」
これに対し、民が献げ物を持ってくるのを止めると、その時まで集めた材料がすべての仕事をするのに十分で有り余るほどだった。
天のエルサレム神殿を完工する仮庵祭の預言の時代、春の雨の聖霊を充ち溢れるほど受けて、霊的神殿の材料で表象された神様の子供たちをエルサレム母へと導く聖徒たちの足取りが世界各地で絶えることなく続いている。
すべてのことには時がある。驚くほど早く成し遂げられる聖書の預言に従って、天国の福音が全世界に迅速に伝えられているので、仕事ができなくなる日もまた近いうちに訪れるだろう。
祝福の機会が過ぎる前に、急いで天の神殿建築の歴史に参加してみよう。多くの魂を正しい救いへと導いた者に与えられる、星のように燦々と輝く栄光のために。