善い行いで神様に栄光を帰そう

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私たちの周りには、神様を信じない人々がたくさんいます。彼らは、神様を信じる人なら、その心構えや言動が、神様を信じない人たちよりはましだろうという先入観を持って私たちに接します。従って、私たちは、私たちが話す言葉づかいや品行の一つ一つが、神様の栄光をさえぎることもあれば、輝かせることもできるという事実を悟り、神様に栄光を帰すために努力しなければなりません。イエス様も立派な行いで神様に栄光を帰しなさいという教えを下さいました。

そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。人々が、あなたがたの立派な行いを見て、あなたがたの天の父をあがめるようになるためである。」 マタ5:16

私たちの善くて立派な行いが、神様を信じない人々の心を悔い改めさせ、彼らを神様の元へと導くための動機となれば、その姿を見ておられる神様がどれほど喜ばれるでしょうか?使徒ペトロは、次のように、聖徒たちに立派な行いをするようにと勧めています。

また、異教徒の間で立派に生活しなさい。そうすれば、彼らはあなたがたを悪人呼ばわりしてはいても、あなたがたの立派な行いをよく見て、訪れの日に神をあがめるようになります。 一ペト2:12

真理がいくら正しくても、聖徒たちの行いが悪ければ、福音の光は遮られるしかありません。しかし、真理も正しく、真理を伝える人たちの人となりも美しければ、福音の光はさらに輝くことでしょうし、神様もたくさんの祝福を下さるに違いありません。

私たちの体は神様が宿られる聖なる神殿です(一コリ3:16)。神様と一つになった私たちは神様の業をして神様の栄光を現しながら、神様の似姿とならなければなりません。キリストの模範に従ってキリストの本性にあずかろうと努力するとき、私たちは神様に完全に似ていくことができます。

互いにこのことを心がけなさい。それはキリスト・イエスにもみられるものです。 フィリ2:5

…神の本性にあずからせていただくようになるためです。だから、あなたがたは、力を尽くして信仰には徳を、徳には知識を、知識には自制を、自制には忍耐を、忍耐には信心を、信心には兄弟愛を、兄弟愛には愛を加えなさい。 二ペト1:4-7

キリストの心を抱き、このような美しい行いを教会の内外で行えば、信仰の家族だけでなく、神様を信じない人々にも善良な人だと認められ、神様に栄光を帰すことができるでしょう。

聖書は私たちに、よこしまで神に背いた時代の者たちに倣ってはならない、と警告しています(ロマ12:2)。そのため、このよこしまな時代にあっても、私たちはこの世の風潮に躍らされることなく、美しい言葉遣いと善良な心、美しい行いで、神様の栄光を現すためにいつも努力しなければなりません。

考えてみましょう
神様を信じる聖徒として、私たちが善い行いをするべき理由は、何でしょうか?
自分ができる善い行いは何か、考えてみましょう。