「天の母に微笑んでいただけるように、失われた兄弟姉妹を捜そう!」というスローガンで、ペルーシオンの宣教チームが、私が住むカラカス地域にやって来ました。宣教チームと連合して福音を伝えているとき、一人の貴い魂に出会ったのですが、彼の名前はルイスでした。彼はベネズエラに長い間住んでいるそうですが、故郷はペルーだということでした。
その後、家族たちと一緒に再び彼に会いました。ルイスは私たちを親切に迎え入れ、家の中に案内しました。私は彼の心の扉が開かれますようにと、神様に祈りをささげました。ルイスはベネズエラの厳しい経済事情のため、故郷のペルーに帰る準備をしていると言いながら、とても残念がっていました。彼が神様の懐で慰められることを祈りながらシオンに招待すると、快く受け入れ、私たちと一緒にシオンに向かいました。
その日、シオンで真理の御言葉に接したルイスは、神様がお許しくださった救いの価値を悟り、大きな感動を受けました。シオンで、神様に一生懸命従っていきたいと話す彼の姿が、とても幸せそうに見えました。兄弟の心の扉を開いてくださった神様に感謝をささげました。
神様に対する兄弟の信仰は、日増しに向上しています。休まず真理の御言葉を勉強するのはもちろん、出会う人すべてに情熱的に救いの喜びの知らせを伝えています。年は青年ではなくても、まるで青年に後戻りしたようだと言って、熱心に神様の御言葉を実践しています。彼より先に真理を受け入れた私が恥ずかしくなるほど、兄弟は様々な面で良い模範になってくれています。
シオンの家族たちと一緒に他の都市に短期宣教に行った日には、兄弟が一番先に約束の場所に着いていました。家族を待ちながら、私に早く来るよう電話までかけてくるほどまめまめしい彼に、すっかり驚いてしまいました。
その日兄弟は、五人の実を結びました。兄弟はとても喜んで、天の父・天の母に感謝をささげました。彼の喜ぶ姿を見ていると、私もとても嬉しくなりました。それとともに、兄弟にそっくりの謙遜な心と情熱的な信仰、エロヒム神様への純粋な愛を持つ兄弟姉妹が、もっとたくさんエロヒム神様の懐に戻ってくることを切に祈りました。
私も兄弟のように熱心に宣教し、天の父・天の母を伝えることにベストを尽くします。ベネズエラのすみずみまで、福音が速やかに伝えられることを心から願います。アニモ!