最近、新しい家族の姉妹が、妹を神様に導く祝福を受けました。姉妹は神様の御言葉をとても慕う方です。疲れていても退社後には時間があるたびにシオンに来て、喜びいっぱいで聖書の御言葉を勉強し、家に帰ると家族に御言葉を伝えていました。そうして、お母さんをまずシオンに導きました。しかし、新型コロナのために移動制限命令が出されたため、シオンで勉強したり礼拝をささげることもできなくなりました。姉妹はとても落胆し、悲しみました。弱り目にたたり目で、経済的困難まで重なり、二重三重に苦しい時間を送らなければなりませんでした。しかし姉妹は神様の小さな助けにもとても感謝し、信仰を失うことはありませんでした。試練にさらされても信仰をさらに固めた姉妹に、神様が妹を福音の実としてお許しくださいました。
しかし初めから、妹が姉妹の言うことに耳を傾けたわけではありません。家の近くに教会があるのに、敢えて遠くの教会に通う姉が理解できなかった妹は、近くのプロテスタント教会で洗礼を受けようとしたそうです。ところがその教会では「洗礼を受ける前に、御言葉の勉強をしましょう」と言われ、洗礼を受けることができないまま、その後移動制限命令が下されたので、それ以上そこには行けなくなったのです。その間、妹は姉妹から安息日、再臨イエス様、天の母に関する御言葉を聞いて、だんだん御言葉に関心を持つようになりました。
それと共に、妹が心を開いたきっかけがもう一つありました。姉である姉妹の変化でした。言葉遣いが少々荒い方だった姉妹は、お母さんと仲が良くなかったそうです。しかし真理を受け入れた後、御母様の教訓を実践しながら他人に謝る方法を学び、行動も見違えるほどソフトになったそうです。お母さんとの関係も急速に良くなり、お母さんがシオンに導かれたのを見た妹は、姉が通っている教会に行くことを決心したのです!
姉妹は、移動制限命令が早く解除され、家族全員が一緒にシオンで礼拝をささげる日が来るのを、首を長くして待っています。そして、もう一つ願いがあるそうです。頑固で傲慢だった自分が家族を愛し、彼らのために切実に祈ることができたのは、天の母の愛と教えのおかげだったので、これからはその愛を家族だけでなく周りのすべての人にも分けてあげたいのだそうです。その願いもきっと神様が喜ばれ、必ず叶えてくださると信じています。