お茶は東西洋を問わず愛されている嗜好食品です。お茶の深い味わいを出すためには、お茶の湯を準備し、湯飲みに注いでいれるまで、すべての過程に真心を込めなければなりません。煎じ出すまで全ての過程で真心を込めなければなりません。作るのに真心と時間的余裕が必要な分、ゆっくり味わうように飲むのも、お茶の楽しみ方です。
お茶は時には人を繋ぐコミュニケーションの媒介にもなります。誰かと湯のみを見つめ合うと自然と会話の雰囲気が造成され、話を交わしながらお互いを知っていくようになるからです。
今月は大切な家族と香ばしいお茶を飲む時間を過ごしてみてください。家族を大切なお客さんと思い、心を込めてお茶をいれ、話を交わしていると、心の中でも香りが立ち込めます。
- 実践のためのヒント
- 家族一人一人の好みに合わせてお茶やコーヒーを用意する
- お茶を家で最もきれいな湯飲み(ティーカップ)に入れる
- 簡単な果物やお菓子の付け合わせ
- お茶を飲む時には礼儀正しく
- 家族が好きな果物シロップを一緒に作って手作り茶をわける
- お茶を飲みながら肯定的な話を交わす
- 会話に集中できるようテレビやスマートフォンは遠ざける
- 子供や青少年の子供にはカフェインがない飲み物を勧める