
街頭浄化活動の前日、豪雨が降りました。そのままずっと降り続けたら、予定している活動ができなくなりそうで心配でした。ですが、そんな心配とは裏腹に、翌日、雨はすっかり止んで、快晴の青空が広がり、約束の場所に集まった家族の顔も、ぱっと明るく輝いていました。

浄化活動をしたタグアチンガ公園は、流動人口が多い商店街にあります。そのためか、道にはタバコの吸殻やお菓子の袋、お店から出た大小のゴミがたくさん落ちていました。私たちは噴水の周りの花壇や沿道など、掃除区域を分けて掃除しました。茨で覆われて、人の手が届かない花壇のスミまでゴミを拾いました。道端に無造作に捨てられた重い木の板や、工事現場の石を道の隅に寄せたり、人が大勢行ったり来たりするバス停の周りでは、捨てられてからかなり時間が経ち、悪臭を放っていた色々なごみも回収しました。そのように体を張って掃除する姿を見て、通りすがりの人々も一人二人と関心を示し始めました。


私たちの姿を携帯電話で撮影しながら、神様の教会がどんな所なのかと尋ねる人もいたり、公園から近い地下鉄の駅を掃除するおばさんは「今までこんなにきれいに掃除する教会は見たことがない」と驚いたりもしていました。
今後も弛まず活動を続けて、隣人の方々と、より多くの感動を分かち合いたいと思います。
