パソコンやスマートフォンが普及するにつれて消えつつある文化の一つが、手書きで文章を書くことです。キーボードや画面にタッチすればメッセージや手紙を簡単に送信できるので、最近は鉛筆やペンの使用頻度がとても少なくなりました。しかし便利なデジタル文字よりは、手書きでぎっしりと綴られた文章の方が、相手の心には遥かに大きく響きます。手紙は、受け取る人だけでなく書く人にもプラスの影響を与えます。研究結果によると、手紙をよく書く人ほど相手に対する愛情の度合いが高いそうです。
今月は、大切な家族のためにペンを握ってみてください。手紙やカード、メモ、ハガキ、カリグラフィーなど、何でもOKです。サクサクと丁寧に文章を書いているうちに、心にも余裕が生まれ、相手を思う心もずっと深みを増すことでしょう。
- 実践のためのヒント
- 家族にお弁当やおやつを用意する際にメモを書いて同封する
- 家族への応援や励ましのメモを書いて目につく場所に貼っておく
- 家族と一緒に画用紙でカードを作って、お互いにカードを書き合う
- 遠方に住む家族に手紙で感謝と安否を伝える
- 時間を決めて家族で寄せ書きをつくる
- 手書きの手紙と一緒に簡単なイラストも添える
- 「我が家のポスト」を作って家族と文通する
- 家族からの手紙は一か所にまとめて大切に保管する