天の母は、小羊に付き従って行こうとするためには、小羊よりも小さい羊にならなければならないと言われました。小羊より小さい羊にならなければ、決して小羊の導きの通りになることはできないからです。小羊の導きより大きな存在は、小羊の導きと自分の考えが一致すれば小羊の寄り添うことができますが、小羊の導きと自分の考えが変われば、たちまち自分の思い通りに動きます。自分の考えを捨てて、小羊の導き通りに動くためには、小羊よりも小さい羊にならなければなりません。
私たちが小羊である神様の導きに従って永遠に天国に行くためには、神様より小さくなければなりません。つまり、自分の考えをすべて捨てて、神様の御言葉を絶対視して従わなければならないのです。信仰生活をしていると、神様が良い道をおいてどうしてこんな道を行けと言われるのか理解できない時もあります。また時には、下さった御言葉が私には合わないように思えたり、私の方法が神様の言われる方法よりもっと良いように感じられる時もあります。
しかし、神様の考えと私たちの考えは違います(イザ55:8)。神様が私たちに行いなさいと言われたすべての御言葉は、私たちの霊的な有益のためのものだから、私たちは自らを低めてすべての考えの基準をただ神様にだけ置かなければなりません。神様の御言葉に従わないのは、神様より大きな者になろうとする傲慢な心から始まったことです。私たちは、小羊よりもっと小さい羊になれと言われた母の御言葉を忘れず、どんな状況の中でも神様の御言葉に従順することで、永遠に天国に進む神様の民にならなければなりません。
また、わたしが見ていると、見よ、小羊がシオンの山に立っており、小羊と共に十四万四千人の者たちがいて、…この者たちは、小羊の行くところへは、どこへでも從って行く。黙14:1-4
- 考えてみましょう
- 御母様の教訓の中で10番目の教訓は何ですか?
- 私たちが自らを低め、全ての考え方の基準を神様にだけ置かなければならない理由は何でしょうか?