昔、我が国では朝になると子供たちが両親に挨拶をする礼儀がありました。顔を洗って服をきちんと着てから両親を訪ねてあいさつした後は、布団をたたんであげたり、洗面のための水を汲んであげたりもしました。
忙しい現代社会でこのような慣習は当の昔になくなってしまいましたが、あいさつの価値は変わりありません。お互いの健康を願いながら愛と関心を表現する方法だからです。
今月は朝起きたら家族と嬉しく挨拶する余裕を持ってみてはどうでしょうか?
「おはようございます」、「よく寝た?」、「おはよう!」
こんなふうに笑って朝のあいさつをすれば、元気よく一日を始めることができます。楽しい朝の挨拶で幸せな一日のための準備運動をしてみましょう!
- 実践のためのヒント
- 朝のあいさつを交わすために少し早起きする
- 心を喜びと感謝でいっぱい満たし、生き生きと挨拶する
- 相手の顔を見ながら表情と声のトーンを明るくして挨拶する
- 習慣的にしないで愛と真心をこめて挨拶する
- 挨拶とともに抱擁やハイタッチ、マッサージ、指ハートなどで元気を与える
- 挨拶の後は天気やコンディション、朝食のメニューなど些細なテーマで会話を交わす
- 家族が離れて過ごす場合、携帯メールや電話で朝の挨拶を交わす