新型コロナウィルスパンデミックの後、献血者の減少により血液需給難が続く状況の中、国内外の神様の教会の聖徒たちが、命を尊重する心を一つにし、徹底して防疫規則を守る中、団体献血リレーが続けられている。去る6月20日、アフリカのジンバブエで1000回目の「過越祭の愛・命の愛・献血リレー」が開催された。23日には南米のペルーでバトンを受け継ぎ、1001回目の献血リレーを開催した。
ジンバブエ・ブラワヨ地域の聖徒たちは国立血液院ブラワヨセンターで、ペルーのイロ地域の聖徒たちは、所属教会で保健部(省)傘下にあるイロ健康ネットワークセンターおよびイロ病院の支援を受けて献血に参加した。ブラワヨセンター関係者であるシフンド・ウンウェニャ氏は「新型コロナの拡散により人々が自由に行き来できなくなったために献血率も下がり、血液保有量も激減した。皆さんは輸血が必要な人たちに特別な贈り物をして下さいました」と感謝の意を述べた。
2005年に始まった、神様の教会の過越祭の愛・命の愛・献血リレーには、今年6月まで世界各国から計20万2千人が参加、8万5千人が採血した。一人の献血によって三人の命を救えたなら、25万5千人余りの命を救った計算になる。
新型コロナパンデミック以降も、アメリカ・サンディエゴ、テメキュラ、エルパソ、ソルトレイクシティ、イギリス・マンチェスター、日本・大阪、東京、オーストラリア・メルボルン、ニュージーランド・オークランド、インド・ハイデラバードなど、世界中の多くの都市で聖徒たちがバトンタッチしながら血液を寄贈した。