特別な愛称

韓国 晋州 / キム・ジョンウン

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私には幼い頃から特別な愛称がありました。それは「アルー」です。父は私が大きくなって成人になった今でも、他の人は全く意味が分からないこの愛称で私を呼びます。

中学生の頃、「アルー」と呼ばれるようになったきっかけを父に聞いたことがあります。他のお父さんたちは娘のことを「トンカンアジ(赤ちゃん子犬)」、「私の子」と愛情のこもった呼び方で呼んでいますが、私はなぜ意味も分からないアルーになったのかと。父はほほ笑み、隠された意味を教えてくれました。

私は母と父が苦労して得た金枝玉葉(この上なく大事に育てられた子という意味)の末娘です。生まれたこと自体が喜びであり幸せだったので、無愛想な性格の父もいつも私を見ると「アイラブユー(I love you)」と言って愛を表現しました。「アイラブユー」を早く言っているうちに「アルー」になり、それがいつからか私の愛称になったのです。

父の話を聞いて、これまでの誤解がまるで雪がとけるように消えました。幼い頃、父は普通のお父さんたちと違って週末も仕事で忙しくて私と遊んでくれず、私と一緒にいた時間があまりなかったので、私は父が私を愛していないのだと思いました。苦労して仕事を終え、家に帰ってきて私を見ると「アルヤ!」と言っていた父を喜んで迎えることもできませんでした。ところが、父は私にいつも愛を表現していました。

シオンの家族たちの話が盛り込まれた随筆集を読んでいて、久しぶりに父の愛を思い出し、天の御父母様の愛をもう一度悟りました。「天の父と母が私と共におられるのかな?」「私の祈りを聞いてくださるかな?」と子供のようなことを思ったことがあります。これからは「皆さんが私の人生の全て、私の生きる全て」だとおっしゃって、御自分のすべてを惜しみなく私たちに施してくださり、私たちを愛していると言ってくださる天の父と母の心を推し量ることのできる成人した神様の子供になり、霊肉共に両親に愛をたくさん表現して親孝行します。