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直接会うことが難しくても

アメリカ COデンバー / アミリア

158 照会

新型コロナウィルスが世界中を襲ってからアメリカ社会にも大きな変化が起きました職場生活と日常はほぼストップ状態となり教会にも行けませんでした。しかし、魂の救いの御業は、神様の助けによって驚くほど速やかに成就されていきました。

ある日、家族から電話がかかってきました聖書に関心のある方がいるのだが、電話で御言葉を教えてもらえないかと言うのです。私は快く承諾しました。御言葉に関心のある方とは、壮年兄弟の妻のデビーさんでした。私は毎週2回、電話でデビーさんに御言葉を伝えました。自由に会えない中でのやり取りなので、もどかしくて仕方がありませんでした。お互いに顔も見えないのに、デビーさんが神様の御心を理解して受け入れられるかとても心配でした。一緒に救われることを心から祈りながら、ふと私が初めて真理の御言葉を勉強していた頃のことを思い出しました。数ヵ月間、御言葉の勉強をしながらも、新しい命の祝福を受けるべきだという勧めには常にためらい続けました。私を導いてくれた姉妹たちが、どれほどもどかしかったか分かるような気がしました。最後まであきらめずに待ってくれた姉妹たちの忍耐があったからこそ、私が祝福を受けられたと思うと、今更ながらありがたく思います。それで私も彼女のために祈りながら待つことにしました。シオンに行くのが難しい時期でも、神様が必ず救いの道を開いてくださると信じたからです。

御言葉の勉強を始めてから1ヵ月ほど経ち、いよいよ教会に行けるようになりました。緊張しながら、デビーさんに「神様の子どもになりたいですか」と尋ねました。デビーさんは「その質問を待っていました」と言いながら何のためらいもなく「もちろんです」と明るい声で答えました。生まれてこのかた、これほど嬉しい瞬間は初めてでした。会う約束をして約束時間より少し早く行って待ちました。しばらくして兄弟と一人の女性が待ち合わせ場所に姿を現しました。私は、その女性がデビーさんだと一目で分かりました。デビーさんは私と会うなり、ずっと涙を流していました。今までどれほど救いの真理を待ちわびていたのか、神様の御言葉を聞いて、どれほど胸がいっぱいになる感動の時間を過ごしていたのかが分かりました。シオンに行くと、家族皆が私たちを温かく迎えてくれました。自分の家族のように気遣ってくれるシオンの家族たちのおかげで、デビーさんは初めて来た場所にもかかわらず、初対面の人たちともすっかり打ち解けて、家族たちの歓迎に感謝していました。

デビー姉妹が導かれる過程を見て、気づいたことがあります。周りの状況がどんなに難しく障害が多くても、戻って来るべき天の家族は必ず戻ってくるということです。神様が御自ら導いてくださるからです。これこそ、どんな環境の中でも「天の家族」を捜す歩みを、決して諦めてはならない理由です。