神様の教会大学生奉仕団ASEZ、 応援キャンペーン展開

一緒にCOVID-19を克服しましょう!

2020年 5月 12日 11,744 回視聴

新型コロナウイルス感染拡大が長期化するにつれ、感染症の危険に対する不安と、制限された活動により、憂鬱感や無気力を訴える人々が増えている。お互いに対する関心と、心からの応援が切実に求められるこの時期、神様の教会大学生奉仕団ASEZ(アセズ)が応援キャンペーンを展開した。このキャンペーンは、新型コロナウイルスで疲れた人々に、手紙と応援キットを提供するキャンペーンである。

去る4月1日から、高麗大学、弘益大学、釜山大学、光州保健大学、大邱韓医大学など韓国の各大学のアセズ会員2000人(5月12日時点)は、「この状態が早く安定し、の心に温かい春が訪れることを願う」、「大変でつらい時期が終わるまで、いつも応援したい」どのメッセージを込めた手紙を、真心を込めて書き、リレーに参加した。応援キットには、マスク、消毒剤のような生活必需品をはじめ、ビタミン飲料、栄養剤、おやつ等がいっぱい詰められた。講義さえオンラインで受講している大学生会員たちは、ソーシャルディスタンシングを実践するため、直接会う代わりに、主に電話やオンラインでコミュニケーションを取り、役割を分担した。

大学生たちの温かい心は、自己隔離中の市民と留学生、一人暮らしの高齢者をはじめ、国立中央医療院、大韓医師協会、大邱医療院など全国の医療機関と疾病管理本部、華城市災害安全対策本部、昌原市コロナ19対応総合状況室、光州南区消防署など、政府機関及び地方自治団体で感染症拡大を防ぐために苦労している医療従事者と関係者8200人余りに提供された。

海外でも心温まるキャンペーンが展開された。英国のUCA・ロンドン・クイーン・メアリー大学、タイのラムカムヘン大学、日本の京都橘大学、インドのACACS大学、マレーシアのIACT・UCSI大学、ペルーのサンマルコス国立大学、フィリピンのラグナ州立工科大学の在学生たちは、医療従事者と関係者たちに手紙と応援キットで、彼らの苦労に感謝の気持ちを伝えた。メキシコ国立自治大学、アメリカのサンディエゴ・ミラーマ大学などでは、自己隔離中の留学生と患者たちに励ましの手紙と生活必需品を郵送した。アメリカのソルトレイクコミュニティ・カレッジの会員たちは、地域住民の安全のために苦労しているソルトレイク郡保安官事務所に、心を込めて作った手作りのマスク600枚を寄付した。管内刑務所の感染症拡大で苦労していた職員たちは、「業務遂行の大きな助けになる」と感動した。

大学生たちの応援に力を得たという医療従事者と防疫関係者たちは、感謝の手紙と感謝状で感謝の気持ちを表した。一部の機関では、紙と応援キットをもらって喜ぶ職員とボランティアたちの写真をホームページに掲載してASEZの善意に感謝を表した。韓国の江陵保健所の医師キム・スミン氏は「新型コロナウイルスの感染拡大が長引き、患者と市民たちはもちろん、医療従事者も苦しんでいる。大学生たちも学業に集中できない状況であるはずなのに、医療従事者を励まし、手紙で応援してくれて力が出る」と述べた。カン・ヒョンゴン(延世大学)兄弟は新型コロナウイルスで苦労している多くの人々に希望と励ましを伝えたいと思ってリレーに参加した。皆で力を合わせたら、この事態を乗り越えることができると信じている」と、願いを伝えた。