祈りとは、神様に祝福を求める儀式です。また、自分では解決できない、さまざまな厳しい状況にぶつかった時に、神様に助けを求める儀式です。
人は、この世を生きていく中で、しばしば他人の助けを必要とする時があります。しかし、人間の能力や手助けには限界があります。私たちは神様の助けなしには、生きることができません。ですから、私たちの弱さをご存知である神様に、祈らなければなりません。
「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。マタ7:7-8
これは、祈れば全てのことを成してくださるという、約束の御言葉です。祈りの能力は無限であり、祈りは無から有を創造する力があります。ですから私たちは、神様に助けていただくために、祈らなければなりません。
恐れることはない、わたしはあなたと共にいる神。たじろぐな、わたしはあなたの神。勢いを与えてあなたを助け/わたしの救いの右の手であなたを支える。イザ41:10
それでは、より具体的に、祈りとは何なのか調べてみましょう。
まず第一に、祈りは魂の呼吸です。
人の肉体は呼吸することによって生きられるように、神様を信じる聖徒は、祈ることで魂が生きることができます。
第二に、祈りは神様と私との対話です。
神様は、私たちの魂の父であられ、私たちは神様の子供です。したがって、嬉しい時は嬉しいことを、大変な時は大変なことを、祈りを通して詳しく申し上げ、対話をするのです。
第三に、祈りとは、ちょうど電話のようなものです。
昼夜関係なく、時間制限なしに、私たちが祈る時、その祈りは即、神様に伝達され、神様はその祈りの内容について答えてくださるという関係が成り立っています。
私たちが信仰の道を歩んでいく過程で、求め、探し、叩いてみるべき時がよくあります。休むことなく絶えず神様に祈りながら、求め、探し、叩いてみれば、私たちの願いを叶えてくださることでしょう。
- 考えてみましょう
- 自分で解決できない困難に陥ったときは、どうすべきでしょうか?
- 祈りとは具体的に何なのか、3つの項目で答えてみましょう。