「幸せな家庭」国際カンファレンス

御母様の愛、幸せな家庭を築くためのカギ

大韓民国

2019年 4月 6日 46,518 回視聴

4月6日には、新しいエルサレム板橋神殿セミナー室で「幸せな家庭」国際カンファレンスが開かれた。国内外の牧会者たちが聖徒と市民の幸せな家庭生活を支援するために意見を出し合い考える場だった。総会長金湊 哲牧師が座長を務めるなか、英国・アメリカ・エクアドル・インド・ペルー出身のパネリストたちが、各自の文化圏での経験と事例を共有し、意見を提示し合った。

「社会を構成する中心的要素と言える家庭が幸せであれば、社会と国家も幸せになる。家族の中での大小の誤解と不和を減らすために、お互いに違う点を理解し、各自の役割を尊重しなければならない。」 ジョン・パワー/アメリカNJリッジウッド

「子供たちは人生の意味と配慮、寛容のような徳目を家庭で学ぶ。仕事や学業に追われ、個人の趣味の時間を楽しむために、家族関係が以前とは変わってきている現代社会でも、家庭の役割は依然として重要である。」 ヘラルド・ディアス/ペルー カヤオ

「私が身を置いているエスメラルダス教会では、聖徒たちが『安息日を準備する幸せな家庭』月刊誌を積極的に活用している。家族愛を実践するためにとても役に立つ。」 エリアス・カイセド/エクアドル エスメラルダス

「家父長的な雰囲気が残っているインドの社会で、神様の教会壮年部が良い模範になっている。聖書の教えに沿い謙虚な姿で、教会と家での色々なことを処理したり、食事の準備も自らする姿を見て驚く人が多い。」 ジョン・シャー/インド ニューデリー

パネリストの意見の共通分母は「愛」だった。最も低い位置で献身し、家族全員を一つにまとめる母の愛の属性を学んで実践すれば、家族同士の結束を強化することができるというものであった。アレクサンダー・ホームズ(英国ロンドン)伝道師は「英国の夫婦のうち42%が離婚するという統計がある。家族関係で苦しむ人々が、神様が教えてくださった『忍耐強く、礼を失せず、いらだたず、情け深い』愛で葛藤を解消し、家庭の平和を実現し満喫することができるように、牧会者として努力する」と述べた。