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言葉で受ける祝福と呪い

1006 照会

聖書には、言葉で祝福を受けた人と呪いを受けた人の歴史が記録されています。彼らの行いを通して、私たちがどのような言葉を言うべきか考えてみましょう。

1.天国の鍵を授かったペトロ

イエスは、…イエスが言われた。「それでは、あなたがたはわたしを何者だと言うのか。」シモン・ペトロが、「あなたはメシア、生ける神の子です」と答えた。すると、イエスはお答えになった。「シモン・バルヨナ、あなたは幸いだ。…わたしはあなたに天の国の鍵を授ける。あなたが地上でつなぐことは、天上でもつながれる。あなたが地上で解くことは、天上でも解かれる。」 マタ 16:13-19

ペトロは「わたしを何者だと思うか」というイエス様の質問に「イエス様はメシア、生ける神の子です」と迷わず答えました。信仰ある言葉の結果、ペトロはイエス様に天国の鍵という非常に大きな祝福を授かることができました。

2.救いを受けた右側の十字架の強盗

十字架にかけられていた犯罪人の一人が、イエスをののしった。「お前はメシアではないか。自分自身と我々を救ってみろ。」すると、もう一人の方がたしなめた。「お前は神をも恐れないのか、同じ刑罰を受けているのに。我々は、自分のやったことの報いを受けているのだから、当然だ。しかし、この方は何も悪いことをしていない。」そして、「イエスよ、あなたの御国においでになるときには、わたしを思い出してください」と言った。するとイエスは、「はっきり言っておくが、あなたは今日わたしと一緖に楽園にいる」と言われた。 ルカ 23:39-43

イエス様が十字架につけられた時、民と役人たちは「もしキリストなら自分自身も救ってみろ。」とイエス様をあざけりました。イエス様の左側の十字架につけられた強盗も「お前はキリストではないか。我々を救ってみろ。」と言って、イエス様をあざけりました。

しかし、右側の十字架につけられた強盗は、彼らと違いました。イエス様は何も悪い事をしていないと、イエス様を弁護し、イエス様に向かって「あなたの御国においでになる時には、私を思い出してください。」とイエス様への信仰を明らかにしました。十字架の苦難を受けながら、被造物に嘲笑と軽蔑まで受けられる苦しい状況で、右側の強盗の信仰ある言葉は、イエス様に感動と慰めを差し上げ、イエス様は彼に楽園を許されました。恵み深い一言で、右側の強盗は救いの祝福を受けたのです。

3.自分と自分の子孫までも呪いを受けたユダヤ人の歴史

ピラトは、それ以上言っても無駄なばかりか、かえって騒動が起こりそうなのを見て、水を持って来させ、群衆の前で手を洗って言った。「この人の血について、わたしには責任がない。お前たちの問題だ。」民はこぞって答えた。「その血の責任は、我々と子孫にある。」 マタ 27:24-25

ユダヤ人たちは、キリストとして来られたイエス様を十字架につける罪を犯しました。そして「その血の責任は、我々と子孫にある。」という言葉で刑罰を自ら請いました。結局、彼らは自分たちの言った反逆の言葉どおり、刑罰を受けました。A.D.70年、エルサレムは滅ぼされ、第二次世界大戦時には、ドイツのナチスによってユダヤ人600万人が虐殺されました。反逆の言葉を言った結果、自分たちだけでなく子孫までも無惨に滅ぼされる目に遭ったのです。

4.カナンの地に入れなかったモーセ

さて、そこには共同体に飲ませる水がなかったので、彼らは徒党を組んで、モーセとアロンに逆らった。…主はモーセに仰せになった。…彼らの目の前で岩に向かって、水を出せと命じなさい。あなたはその岩から彼らのために水を出し、共同体と家畜に水を飲ませるがよい。」モーセは、命じられたとおり、主の御前から杖を取った。そして、モーセとアロンは会衆を岩の前に集めて言った。「反逆する者らよ、聞け。この岩からあなたたちのために水を出さねばならないのか。」モーセが手を上げ、その杖で岩を二度打つと、水がほとばしり出たので、共同体も家畜も飲んだ。主はモーセとアロンに向かって言われた。「あなたたちはわたしを信じることをせず、イスラエルの人々の前に、わたしの聖なることを示さなかった。それゆえ、あなたたちはこの会衆を、わたしが彼らに与える土地に導き入れることはできない。」 民 20:2-12

モーセが、一生の願いであったカナンの地に入ることができなかったのは、一回言った言葉のせいでした。岩を打って水を出したのは、神様の力でしたことなので、当然、神様に栄光を帰さなければなりませんでした。ですが、モーセは「この岩からあなたたちのために水を出さねばならないのか」と自分に栄光を帰しました。自分の栄光を現したその一言のせいで、モーセはあれほどまでに夢見たカナンの地に足を踏み入れることができなかったのです。

5.イスラエルの民に罪を犯させた10人の偵察隊員

四十日の後、彼らは土地の偵察から帰って来た。…彼らは我々よりも強い」と言い、イスラエルの人々の間に、偵察して来た土地について悪い情報を流した。「我々が偵察して来た土地は、そこに住み着こうとする者を食い尽くすような土地だ。我々が見た民は皆、巨人だった。そこで我々が見たのは、ネフィリムなのだ。アナク人はネフィリムの出なのだ。我々は、自分がいなごのように小さく見えたし、彼らの目にもそう見えたにちがいない。」共同体全体は声をあげて叫び、民は夜通し泣き言を言った。イスラエルの人々は一斉にモーセとアロンに対して不平を言い、 民 13:25-14:3

カナンの地を偵察していた12人の偵察隊のうち10人は、カナンの地を与えるという神様の御言葉を信じず、決してカナンの地を占有することができないと悪評を並べました。その結果、イスラエルの民が神様を恨んで不平を言うようになりました。結局、悪評をした偵察員と、彼らの言葉に同調して不平不満の言葉を発したイスラエルの民は、荒れ野ですべて死んでしまいました(民14:35-38)。

このような聖書の中に登場する人物たちの歴史は、言葉がいかに重要かをよく表しています。恵み深く、信仰ある言葉を用いれば、いつも神様の祝福を受けますが、信仰がなく悪い言葉を言ったら、呪いと不正な結果が現れます。このような聖書の教えを忘れず、常に恵み深く、信仰のある言葉で、神様に多くの祝福を受ける神様の子供たちになりましょう。

考えてみましょう
右側の十字架の強盗はどのように救われましたか?
モーセがあれほどまでに望んだカナンの地に入れなかったのは、なぜですか?