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ラハブと竜

325 照会

奮い立て、奮い立て/力をまとえ、主の御腕よ。奮い立て、代々とこしえに/遠い昔の日々のように。ラハブを切り裂き、竜を貫いたのは/あなたではなかったか。 イザ51:9

神様が切り裂かれた、そして、世の終わりに切り裂かれるであろうラハブと竜について、研究してみることにしよう。

昔、イスラエルの民がエリコに偵察隊を送った時、彼らをかくまった女性が遊女ラハブ(בחר)だった。しかし、「ラハブを切り裂き」と言われたラハブは、エリコのラハブではない。

ヘブライ語「ラハブ(בהר)」は古代神話に登場する海の怪物だが、神々によって屈服させられたという伝説が伝えられている。「乱暴に、騒々しく、傲慢にふるまう」という意味を持つラハブ(בהר)から由来した言葉で、イスラエルの民を捕虜としていて、神様から十の災いを受けたエジプトを、海の怪物ラハブとして表した。

アッシリアの脅威を受けていたユダの国が神様に助けを求めず、エジプトに依り頼んだ時、神様は次のように言われた。

エジプトの助けは空しくはかない。それゆえ、わたしはこれを「/つながれたラハブ」(海の怪物)と呼ぶ。 イザ30:7

また、「竜を貫いた」という竜は、ヘブライ語「タニン」であり「蛇」、「竜」、「怪物」などを意味する。

それゆえ、預言者イザヤは、神様がエジプトに十の災いを下されることで恐怖におののかせてイスラエルを送り出させるようにし、そのイスラエルの民の後を追って葦の海に入ったエジプトの軍隊を、神様が壁のように分けておかれた水を再び元に戻して水で葬られたことを指して、ラハブ(海の怪物)を切り裂いた、つまり、斬り捨てられたと言ったのであるまた、文脈から考えてみると、エジプトの統治者であるファラオを屈服させたことを指して「竜を貫いた」と描写した。

結局、ラハブと竜は、同一のものを表している。一次的にはエジプトとエジプトの統治者を象徴する。バビロン捕囚時代には、バビロン王を竜として表象したりもした。2次的には罪と悪の世の王であるサタンを象徴する。創世記1章21節の第五の日に創造された大きな「魚」も「タニン」(怪物、獣)を翻訳したものだ。それで、第五の日の預言に当たる時代に海から出てきた獣が竜の権威を受けて教会の主権を握り、1260年間統治した。

海の怪物や竜やこの世(海)の統治者であるサタンを象徴するため、ダニエル書やヨハネの黙示録には神様に敵対した獣が海から上ってくると記録されている。この世(海)の臨時の主人であるサタンを裁かれ、硫黄の火の池に投げ込まれること、つまり「ラハブを切り裂き、竜を貫く方」は私たちを救うため、世の終わりに登場されるエロヒム神様だ。この世の臨時の主人であるサタンを裁かれ、硫黄の火の池に投げ込まれて、私たちを天国に導いてくださるこの時代の救い主、エロヒム神様に賛美をささげ、感謝をささげる私たちにならなければならない。