天の母は、海のように広い心が美しい心だと言されました。海のように広い心とは、兄弟姉妹の過ちと過ちを覆い隠して、むしろ相手の心を楽にしてあげる心です。また簡単に怒って血気を出すのではなく、穏やかで謙遜な姿勢で相手を理解し包容する心です。こんな心が天の母が美しく見る心です。

では、どうすれば海のように広い心を持つことができるでしょうか?私たちの大きな罪を許してくださった神様を考えなければなりません。 私たちは天で赦されない大罪を犯して、この地に降りてきた罪人です。しかし、神様は御自ら贖罪の供え物になられ、私たちが払うべき罪の代価を代わりに払ってくださって、私たちのすべての罪を赦してくださいました。神様のこのような恩恵と愛を思う時、兄弟姉妹の小さな過ちは喜んで許して包んであげることができます。
信仰生活をしていると、兄弟姉妹の過ちや不足な点が見える時もあります。しかしそんな時、自分の感情を耐えることができず、兄弟姉妹の過ちを露にする人は、自分が誰なのか分からない人です。私たちは決してこのような姿になってはなりません。罪人であることを忘れずにいつも神様に感謝する中、すべての兄弟姉妹の過ちまでも包んであげられる海のように広い心を持ちましょう。そして、母に本当に美しい心を持ったと褒められる私たち皆になりましょう。
そのとき、ペトロがイエスのところに来て言った。「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯したなら、何回赦すべきでしょうか。七回までですか。」イエスは言われた。「あなたに言っておく。七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。マタ18:21-22
- 考えてみましょう
- 御母様の教訓の中で9番目の教訓は何ですか?
- 海のように広い心とはどんな心なのか話してみましょう。